セピアZZを解体しました。
かなりの放置期間があって分解したらガッツリとエンジン内に水が浸入していました。
キックが下りなかったので、焼き付きかと思って使える部品だけでも取り外すためにクランクケースカバーを開きました。
この通りです。サビだらけでした。
少しわかりにくいですが、ピストンとシリンダーにも水分でサビついていました。
おそらくキックが固着した原因もこれですね。
極めつけがこれです。
ギアオイルを抜こうとしたら、なんと水が勢いよくでてきました。
本来オイルが入っている所ですが。
ブリーザーチューブが破損してそこから少しずつ入っていったみたいですね。
サビでリアタイヤがロックしていなかっただけマシとしましょう、、、、。
ということで、残念ながら再利用できる部品もほとんどなくて、エンジンオイルなどを抜いて鉄としてのリサイクルに回りました、、、、、。
いつか乗るというつもりで置いているだけでどんどん車体は傷みます。というお話でした。
今回はくたびれ儲けでしたがこういう事もあります、、、、。
フロント事故のマグザムを引き取りました。画像のフロントタイヤの方向がおかしいのがお分かりでしょうか?
ビッグスクーターは年式を経過すると需要が弱くなりパーツとしても再利用できる部分が少なくなって、無料引き取りが難しくなることも多いです。
今回の車体は事故車ということもあって、3人でないと乗せれないという状況もあって心苦しいですが無料引き取りができない状態でした。
相談の上有償引き取りとなりました。
引き取り後はバッテリー、ガソリン、クーラント、エンジンオイルを抜いて早々に地金屋さんに持ち込みました。ビッグスクーターはその名の通り大きいので場所をとってしまいます、、、。
液体類を抜くだけけでもけっこうな時間を要しました。
地金屋さんに持ち込んだ時の画像です。
地金屋さんもプラ部品を取り外すのに人件費がかかるのでその時の市況にもよりますが、持ち込み時点では顔なじみでも無料で引き取ってもらうのが精一杯な状況でした。
軽トラから重機で下しました。
地金屋さんのスタッフが外装のプラ部品を取り外して分別して各素材として再利用されていきます。
主には鉄が最終的に国内外の製鉄所に行って鉄として再利用されます。
外装などのカウル類は別の中間業者さんの所に持ち込まれていきます。