今回は盗難されて発見されてバイクのクラッチの紹介です。
VT系エンジンのクラッチです。
始動後、ギアを入れてクラッチをつないでも全く動かないという症状でした。盗難戻りということでしたし、クラッチを外してみました。
パッと見は問題ないようみ見えますが、、、
何かのカスがたまっています。
フリクションプレートを見ると、左側のプレートのように完全にコルク部分がなくなってしまっているプレートもあります。コルクが削れたカスがたまっていました。こんなの初めてみました、、、、。
極め付けがこのクラッチハウジングとクラッチセンターの異常摩耗。焼き付きも起こしています。こんなにガッツリ摩耗していたらクラッチ操作も意味を成しません。
凹部分をヤスリで平面に修正するとかの問題ではありませんね。ゴッソリ交換が必要です。
半クラでフカしまくっていたのが容易に想像できます。
通常だと部品代だけで3万は超える修理になります。工賃もけっこうかかります。
盗難されてしまうと外見がボロボロになって帰ってくることも多いですが、中のダメージもあるという例でした。
100kg程度タイヤを業者に持ち込みました。 数にして40本程度でしょうか。 有料で処分します。 タイヤは適正に処理しましたという証拠のような意味で上記画像のマニフェストという書類をもらいます。(政権公約ではありません) 廃タイヤが環境に与える影響が大きいからでしょう。不法投棄する輩も多かったですし。 野積みにされたタイヤは一時期よくワイドショーに出て社会問題になりましたね。 一旦火事にでもなれば数日は燃え続けますし。水がたまりボウフラが湧いて近隣の住民の方の迷惑にもなります。 2年半前に施行された新しい法律です。 この書類は5年間の保管義務があります。 引き取られたタイヤはチップ状にするコンベアーに乗せられていっていたので燃やして熱利用のようです。 詳細は 一般社団法人 日本自動車タイヤ協会 http://www.jatma.or.jp/environment/report01.html